既に多くの県内基幹病院に導入されている医療用体成分分析装置のInBodyS10を導入しました。

InBodyは両手の親指中指と両足首に痛みのないホルダー式電極を装着して横になっているだけで、筋肉量や体脂肪量のほか、体水分量と体水分のバランスを簡単に計測できる装置です。（計測時間：約110秒）

結果用紙には全身と両腕・体幹・両脚の部位別体水分量と水分バランスが印刷されるので、リンパ浮腫の状況や体全体の水分量と浮腫の具合を把握できます。

当院では初検時にInBodyを測定し浮腫の状況を把握したあと、ドレナージ方法や圧迫材料の検討を行います。

再検時も必要に応じてInBody測定を行い、日々の生活で行っている保存療法の効果を見ることができます。

当院のエコー装置・InBody装置は共に持ち運びでき、往療の患者さんにも対応。

リンパ浮腫は永続的な対応が必要な病気ですが・・・InBodyS10で日々の状態把握を行う事で、人生100年時代！悪化を最小限に抑え快適な暮らし、生活を！！